2011/12/27

Motor Head vol.2 Ace Cafe London & Lewis Leathers

12月27日発売のハイエンド・カスタムカー誌「モーターヘッド Vol.2」の英国特集内にてACE CAFE LONDONについて寄稿させていただきました(P132-133)。


コンビニでも発売されているそうなので、
是非ご覧ください!


ACE CAFEは自分にとって長年の憧れの場所であり、聖地でした。
渡英後の2004年、トライアンフで初めてACEに乗り入れたときの感動は今でも忘れません。

今回はホットロッドナイトにて取材を行い、ACE CAFEのブリーフヒストリー、
そしてこれからのACEの在り方について書かせていただきました。






















また、最近テレビ番組「嵐にしやがれ」でも取り上げられた、ルイスレザーズも
掲載されていますのでそちらも是非ご覧ください!
私の鼻から下が載っていますので。笑 (上記写真はイメージです)

2011/12/26

Merry Christmas and Happy New year.


Merry Christmas

&

Happy New year!


4ヶ月掛かってようやくダイナモがチェック&リビルトされて返ってきました。
昨年マグネトーをお願いした時は1ヶ月の最高のカスタマーサービスでしたが、
今回はなんと、多分忘れられてました。

イギリスにもこんなにいい仕事人がいます!と胸を張りたかったのですが残念・・・
職人を急かすまい、と待っていましたがさっさと催促すれば良かったですね。




サマーライディングの後半戦がすっぽりと抜け落ちましたが、ようやくT110復活です。
以前、タンクだけ出てきましたが、あのフォーバータンクの正体は
1954年のT110でございます。

イギリスにてスプリントレースに明け暮れた、ドックランズ・スピードショップの主に
鉄ヘッドはジェントルでいいぞぉと、そそのかされたのが
頭にこびりついてしまったようで
アルミヘッドと鉄ヘッドの乗り味を比べてみたかったのです。

鉄ヘッドモデルといっても、リジッド+スプラングハブではなくて、
スウィングアームモデルに惹かれていたので、そのこととフォーバー、
出来れば「ホット」バージョンが良い、と考えると
サンダーバードではなく、1954年、1955年のT110となります。

さらに、折角だからパイ・クラスのフロントハブ、
リム中心のペイントが残る年式、ということで54年となりました。
ちなみにキャブはモノブロックではなく、
フロートが別体のものが装着されます。

数ある車種の中からどうやって絞るのか、は楽しい悩みですが
その例の一つとして書いてみました。

ちなみに、T110は1959年にボンネビルが登場するまで、
トライアンフのフラッグシップモデルであり、
「TON UP BOYS」時代の代表的一台でもあります。

また、ツインキャブのボンネビルが登場してからは、ドナー車として
ツインキャブ化され、トライトンとして生まれ変わる車両も多かったようです。

超勝手な個人的意見ですが、
トライトンには上記のエンジンが載っている方が
当時の若者がハンドメイドした感があって好きだったりします。



この写真は2010年の夏に撮ったものでした。
その際にオーナーの方に、まさに自分が探している車両ドンズバです、
という会話を交わし、写真を撮らせていただいたのでした。

その数ヵ月後に、彼がガレージのスペースの都合から売りに出すと
友人から話をいただき、私の元にやってくるに至りました。

マーケットに出さずに、知り合いの繋がりで譲りたいと
オーナーの方が言われていたのですが、
その「つながり」として声を掛けていただいた、
思い出のある車両となりました。

来年も皆様のモーターサイクリングが
素晴らしい人の繋がりとなりますように。

今年もお世話になりました。

来年もよろしくお願いいたします。

前田 宏行


2011/12/20

X'mas special -- Sound of the ultimate single -- Norton Manx

全く違うことを調べていましたが、
いつの間にかマンクスサウンド大会に・・・

折角なのでクリスマス・スペシャルということで一緒にお楽しみください!



優しめの暖気。まずは手始めに。






複数台での協奏 at グッドウッド・リバイバル



動画一分辺りにて、アツく煽っております。
シングルとは思えない吹け、恐るべしDOHC。

ノートンオーナーズクラブからマーティンさん。
マンクスのために家族を売り払ったと豪語していました。
それだけ掛けるに値するマシンなんですね。



ブランズハッチでの実際の走行。
見ごたえ十分、というか手に汗握ってしまいました。


前ブログより、M氏のマンクスです。

2011/11/15

High Beech and sun shine


ぶらっと走る。

ロンドンから少し北に向かうことがある。


High Beech (ハイ・ビーチ)と呼ばれる、森の中に位置する広場。


ここには、緑に塗りたくられた小さなほったて小屋があり、
年中紅茶やらバーガーなどの軽食を提供する「ティー・ストール」がある。




ティー・ストールは、移動式屋台だったり、掘っ立て小屋だったり。
紅茶やらバーガーやら、何せイギリス人がほっと一息つけるものが
おいてあれば、わらわらと車やバイクだかりができる。


こうしたティー・ストールは当時のROCKERS達がカフェの梯子に使ったりして
今でもロンドン市内に何箇所か残っていて、未だに
恐らく、昔から変わらないメニューを延々と売り続けている。


このハイ・ビーチもそうした場所の一つで、
確か戦前から続いている「由緒ある」掘っ立てカフェだ。


A406のノースサーキュラーを進み、A104にて北上。
しばらくすると一つ街を通り越す。そのままひたすら真っ直ぐ。

そうすると辺りは木々に覆われる。


ラウンドアバウトが見えてくるので、そこを左に折れて
数十秒で左手に見えてくる広場。

そこがゴール。


ひんやりとする秋でも、太陽が気持ちよく照れば、
待ちわびたとばかりに、こぞってバイカーが集まってくる。

モダンバイクから旧車まで、何でもござれ。
4輪もちらほらと。


ティーはこれ以上無いほどの安物のカップで供され、
ソーセージロールもワイルドだ。


しかし、これが旨い。




ざっと走って、森を進んだところにある目的地。

森林のマイナスイオンを浴びつつ眺める車両たち。

何気なく、赤の他人と交わす愛車についての会話。


長居せずに、さらっと走り去り、また入れ替わりに車両が入ってくる。


そんなダラっとした、森の中の時間の過ぎ方が好きだ。


本日はスクーター御一行が到着。












2011/11/11

Facebook and Helmets



遅まきながら、ようやく始めてみましたFacebook。
そちらは一応英語がメインのつもりですが、
日本語コメントもモチロン大歓迎でございます。



こちらもしばらく時間が経っておりますが、オンラインショップにて
ヴィンテージヘルメット、ゴーグルを一挙にアップしております。

手放したくないなぁーというアイテムばかりですので、
時間をかけてでも大事にしてくださる方に嫁いでいってもらいたいですね。



Everoak Racemaster

ホワイトの帽体は比較的珍しいのですが、ブラックレザーにブラックサテンの
コンビは他にあまり見たことがありません。

MBR チェッカード ガントレットは現在一双ずつ検品の最中です。
来週頭に再登場のお知らせが出来るのではないでしょうか?
お待ちいただいている方には申し訳ありませんが、もうしばしお待ちくださいませ!


2011/10/29

Cold and Lazy



あっ、という間に2週間強が過ぎ去り、もう11月。

風邪をこじらしてしまい、毎日毎日何かしてるような、
はっきりと覚えてないような、変な浮揚感?の中で時間だけが
パタパタと過ぎていったような。

とはいいつつも、色々とネタは溜まっているので、
何だかんだしているものの、アウトプットしてないので
あまり何もしてないような、妙な感じなのです。


トライアンフはリファービッシュ後、
これまで250マイルほどは走っているので、及第点でしょうか。
そろそろロッカーボックスの緩みでも見てみるか、とチェックして仰天!

自作したガスケットの方のボルトは部分的にかなり緩々!!
慌てて全て締めなおし、タペット調整はまた明日にしようと
走ってみたところ、当たり前ですがタペットが詰まりすぎて調子悪し。

ちゃんとタペットを再調整して事なきを得ましたが、
日本で販売されている、再使用可能・締め直しが要らない
ロッカーボックス用のガスケットを入手しておけばと今更後悔。

オイル漏れの勘所にしても、アップグレード用品にしても
プロが持つ経験地は恐ろしいとこんな時にも改めて実感する次第です。


プッシュロッドによって伝えられた動きによって、ロッカーアームがバルブを押す訳です。
これは押していない状態。



これが押した状態で、この時に吸入や排気が行われるのです。
一連の作業が延々と行われるエンジン、深遠な世界なんでしょうね。

トライアンフのエンジンは美しい。

別パーツのプッシュロッドチューブがオイル漏れの泣き所とはいえ、
もしこの部分が一体化されていると、メリハリが無くてもったりした印象になるのでは。




今年はとことん、これまで以上に全てを投げ打って(おおげさか?いや本当か・・・)、
整備にて手を汚すための教材車?を手に入れて来ましたが、遂に水冷エンジン登場です。

こちらは長い目で、乗りながら勉強したい、、、というか、出来れば整備するよりも、
主に「乗りたい」と願ってはいるものの、果てさてどうなる?

自分で所有して、例え1時間だけでも触ることは、
本を一冊読んだ知識にも勝ると思ってます。

何かを伝えるには、自分の手が触れてきたものに
勝る説得力は無いはず。

2011/10/14

The Fourth comer...!?





夜。


トライアンフで家に戻ると、玄関の前からそそくさと立ち去る黒い物体。


カバーやらロックを掛けていると、「ニャー。」という声。




クロネコ・アーサーか、
それともビブか、
それとも新参者のトラ靴下か?

そろそろ近寄ってみると、逃げる気配なし。


ん、あんたも見たこと無い子だねぇ。



フラッシュにも動じないとは・・・普通?



そんな狭いところで、愛想を振りまいてくれます。
頭は縦筋、体はまだら?、尻尾はんー、何て言うんだろう。
色々混ざってるんでしょうか??あだ名は何にしよう。



逃げない・・・


こんなに猫に好かれたことはこれまでの人生で、一度も無い。

最近、巷のキャッツには我が家が流行ってるのか??

2011/10/10

ACE CAFE REUNION 2011


ACE CAFE REUNION 2011

今年で、何回目でしょう。リユニオン(再会)という意味が
しみじみ分かってきたような気がします。



一年に一度、その再会は数分だったり、数十分だったりしますが、
このような光景もちらほら。




ブライトンの海辺、マデイラ・ドライブには続々とバイクが終結します。
写真はまだ早い時間だったので、閑散としていますが、
11時ごろになると、この列がいつまでも途切れません。



無造作に停められたブリット・マシン。
ロンドンからの車両で、タンクはBSAになっていますが、基本的にトライアンフ。
アイアンヘッドにツインキャブ装着。



今回のベストショットの1枚!
Steve & Clare



アルミの輝きはやはりカフェレーサーの肝、と言わんばかり。
軽量化が生んだ美意識ですね。



使い込まれたカフェレーサーは渋い。共に過ごしてきた年輪を感じます。
ちなみに、トライトンではなくノートンツインが搭載されています。



Dresda ファンへ。



パトンのエンジンを掛けている様子を何気なく見ていてびっくり、
フィル・リード氏でした!



友人に頼まれ、彼のゴルディーに跨った彼を激写。
ワールドチャンピオンの視線を独り占め!



数日前までの大雨の予報を見事に裏切った快晴。
途中、通り雨はあったものの気持ち良い一日でした。
ACE CAFE REUNIONは雨が降らない、というジンクスは本当です。



海辺まで来ると、程よく喧騒とは距離を置けるので、
まったりに最適。ちょっとした休憩におススメです。



そして、もちろん59クラブブースも。
ヨーロッパからのメンバーを忙しそうに迎えていました。

**

さて、ここからはオンラインショップの営業でございます。


ACE CAFE REUNIONを記念する、思い出の一かけらはいかがでしょう?MBR オンラインショップにて、このリユニオンバッジを含む、ACE CAFE GOODSを久しぶりにアップいたしました。ACE CAFEの間口が広がり、様々なモーターカルチャーに浸透しようとも、原点であるROCKERS抜きには語れません。今となっては家から20分で行ける身近なカフェですが、私の憧れであり聖地でした。その初心はずっと大事にしたいですね。


オンラインショップのACE CAFE カテゴリーは下記リンクをクリックしてください。

GBステッカー、ストリートサインステッカーは
THE イギリスという感じでおススメです!


*今後のオンラインショップの予定*

突然ではありますが、来週頭「ごろ」にイギリスのヴィンテージヘルメットをどさっとアップ予定です。数年毎にお送りしてきましたが、玉数が少なすぎるためMBRのオンラインショップとしては最後になるかもしれません。気になる方は是非チェックしてみてください。 MBR NEWSでもお知らせする予定です。

MBR チェッカード ガントレットも現在再生産中ですので、11月中には再登場の予定です。


**

今回の写真で物足りない方は、今までのレポートもどうぞ。
久しぶりに見ると、自分が若い!2004年は今から、7年前!? 早っ。


2004 惨敗記録

2005 まだ口髭がありました。笑

2006 一緒に走ったBSAが速すぎ。

2007 ロンドンの仲間達と。 休憩が多すぎて到着したらもう終了気味。

2008 春の一時帰国時に、一眼レフを入手。狂ったように撮影。
写真の見ごたえは一番あります。自分登場多し。笑
ちなみにストリートバイカーズに寄稿させていただきました。2009年5月号に5ページ半です。


2011/10/07

Leather Girl Hiroko's New Creation


ロンドンでスピードツインを乗り倒す、Leather Girl Hirokoのブランド「Ace of Speed」より新作ピンバッジが誕生!シンプルながらイギリスのナンバープレートの形を模した、直球の「ROCKERS」「TON UP」そして、旧型50ペンスサイズの2011バッジがお目見え。詳細は彼女のブログをチェック!

Leather Girl Hiroko's Diary




そういえば、先日のACE CAFE REUNION時には、フランスのROCKERがワインをわざわざ持ってきてくれました。きりっとした辛口、後味も爽快且つ、優しいフルーツさが香る美味しいワインでした。フランスから愛車で運んで来てくれたことが何より嬉しいですね。こうして「リユニオン(再会)」が重なっていくのだと実感した次第です。Thank you so much, Laurent!


ロワール地方からお越しのワインとのこと。





一足早く、サンタクロース気分。
photo by MSK




2011/10/06

The third comer


第3の刺客あらわる。
前足と尻尾のみ縞模様。



危うく家にまで入ってくるところを阻止。
猫はそんなに簡単に他人の家に入るのでしょうか??



ストーカー猫のクロネコ・アーサーはやっぱり後ろから観察中。



気にせず毛づくろいのトラ靴下。あんたどこの子?

To be continued....