2011/08/18

Local Bus Trip





「ロンドンの移動はバスが便利だ。」と今なら言ってしまえますが、イギリスに移り住んですぐの頃はバスが嫌で嫌で。何故ならば

1:時刻表がろくにない。「8-10分毎に来ます。」という曖昧な表記。待っても待っても来ず、そういう時に限って2台3台と続けて来たりする。

2:バス停の感覚が短すぎる。隣のバス停が既に見えているときがあり、走った方が早い気がする。

3:バス停の名前のアナウンスが無いので、ちゃんと目的のところで降りられるのか、不安でしょうがない、、、(現在はほとんどの路線にアナウンスと電工掲示板で表示されていますが) などなど。

しかし、2階建てバス「ダブルデッカー」の上の階のまん前に座り、日光を浴びながら風景をぼーっと見ることは慣れてしまうと気持ちよいものです。バス停の間隔が近いので、降り忘れてもダメージが少ないことも○。ロンドンに来られた際は、是非チャレンジしてみてください。適当なバスに乗ってしまい、適当なところで降りて、適当に目に入ったパブで一杯やる、そんな旅の一日があってもいいかもしれません。帰りは迷ったとしてもそこらへんを走っているタクシーを捕まえて、近くの駅まで乗っても大した金額にはなりませんしね。そんな訳で、この日はバスに乗って、隣の隣の隣ぐらいの街を気ままに散策。



整然とした天井の梁。




アーチの重なり、いいですね。




座席の前には座布団?なのかそれとも膝を付く時のクッションなのか?ハンドメイドのクッションがありました。一つ一つ図柄が違うクロスステッチ。みんなこの教会に来る地元の方が寄付されているのでしょうか?


セント・ポールやウェストミンスター寺院などに行かずとも、素晴らしい装飾を見ることが出来ます。観光客が押し寄せるところは確かに見ごたえがありますが、こうした「地元の教会」に少しの勇気を持って入ってみることも大のおすすめです。凛とした雰囲気があり、座席に座ってしばらく休むだけで、外の喧騒からは想像できない静けさに落ち着くことができます。初めて旅行で来た時にも同じ経験をしました。一方、ウェストミンスター寺院は人だかりが凄く、歩く順序まで決められていた、という思い出しかありません。最後はお土産屋に導かれていく・・・みたいな。




良い雰囲気のベーカリーを発見。



内装&ユニフォームもこだわりで、写真を撮らせていただきました。こういう店がまだロンドンにあるとほっとします。バナナケーキを購入。



うろついていると古い納屋を改装した、ガラクタアンティーク屋を発見。たまたま見つけたランプシェードをお買い上げ。60-70年代のものらしいです。早速家に帰り、アルミ板でステーを作製し装着。あての無い散策でしたが、旅気分を満喫できたバストリップでありました。

No comments:

Post a Comment